先日ブログで宣伝した撞木館のライブで、あかりを担当するアーティスト・梶田良 氏が「美濃和紙あかりアート展」に出店したので見に行ってきました。
16回目になるこのお祭りは、1300年の伝統を誇る美濃和紙を使ったあかりのアート作品を全国から募集し、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている『うだつの上がる町並み』全体を会場として展示し、コンテストをするもので、美濃和紙の柔らかさ、美しさを堪能することのできるイベントです。
歴史夢街道と呼ばれる城下町に、人が溢れかえっていました。
ちなみにこれがライトアップされた「うだつ」です。
本来、町屋が隣り合い連続して建てられている場合に隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだが、江戸時代中期頃にると装飾的な意味に重きが置かれるようになる。自己の財力を誇示する為の手段として、上方を中心に商家の屋根上には競って立派なうだつが上げられた。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。これが「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられている。
「wikipedia」より引用。
2日前にはうまくいかなくて全壊したと言っていましたが、なかなかどうして、初参加とは思えない作品が仕上がっていました。
「光虫」と題されたこのあかりの中には名前の通り虫がたくさんとまっており、Comodoの両開きドアを作った氏のダイナミックさとセンスの良さが光るものでした。
これからが更に楽しみです。
…とまあ評論もどきなコメントは置いといて、時間がたっぷりかけられた緻密な作品が沢山並べられていました。
ちなみに大賞作品はこちら。
小中学生の部では「豊かな海、豊かな森」というテーマのもと、一般部門にも負けない数のあかりが出品されていましたが、ある意味大人よりも自由な発想が楽しめる作品が多かったです。
こういうものにふれるとつい「ニヤリ」としてしまいますね。
うなぎの美味い店もあるとの事、うなぎを食べついでにまた散策に来たい街です。
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- 2009/10/16(金) 23:50:13|
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